アノテーション事業10周年を迎えました!

ブライセンでアノテーション事業を開始してから丁度10年が経ちました。
直近4年連続日本国内トップシェアを取れるまで大きくなりました。
2015年に初めて自動車メーカーの自動運転関連の開発チームの方に声をかけていただいたところから、当時はまだアノテーションというキーワードも知らない中でまずはやってみるところから始まりましたが、まさかここまでの事業になっていくとは当時は予想できておりませんでした。
ただ、時代の流れの中で2013年の第三次AIブームのあおりもあり、アノテーションの必要性が年々上がっていったのを肌で感じた10年でもありました。
アノテーション事業を行う中で、「データが重要」という部分を少し深ぼってみると、2つに分かれることがわかってきました。
・定量データ
・定性データ
つまり「定量データ」とは数値化しやすいデータ。すでにデジタル化されたデータということで、ログデータなどがそれに当たります。分析ロジックやツールがあればそのまま使えるデータとなります。
もう一つは「定性データ」でこちらは逆に定量化しづらいデータで、主に画像データそのものだったり、経験値、感覚値、アナログデータだったりします。
こちらは何か手間をかけないとそのままでは使えないデータとなります。
その中でたまたま第三次AIブームが火付け役となって画像を分析するAIが流行ることで、定性データである「画像アノテーション(教師データ)」が大量に必要になっていって、その需要の中でアノテーション事業者が増えていった10年でもありました。
運良くその流行りが広がるより早い段階で、アノテーション業務に従事することができ、多くの経験を積むことで顧客要望の先が見えてくるようになり、アノテーション事業は大きく発展することができてきております。
今後もアノテーションのみではなく「データセントリック」に関わる新しいサービスを市場の需要に合わせて生み出してまいりますので、今後も宜しくお願い申し上げます。
■ブライセンアノテーションマネジメントサービス
https://annotation.brycen.co.jp/
■データセット販売
https://annotation.brycen.co.jp/service/dataset.html
■MLOpsサービス
https://annotation.brycen.co.jp/service/mlops.html