GDPR対応アノテーション
GDPR対応を意識したアノテーション
昨今、自動運転や、地図データ作成、監視カメラ映像など、不特定多数の方々が映像及び写真に映り込んでしまっているデータが増えてきている現状があります。
AIの教師データ作成(アノテーション)時に、そのことが障壁になってしまう事例が出始めてきたのも事実です。
グローカルワンにおいても、お客様からのご要望でGDPR対応についての相談があり、いくつかの対応策の実施(検討事項もあり)を行っています。
GDPRとは
GDPR(General Data Protection Regulation)とは、2018年5月よりEU内にて適用が開始された「一般データ保護規則」のことです。EU内の全ての個人のためにデータ保護を強化することを意図していますが、EU域外への個人情報の輸出も対象となるため、EU域外の国でも大きな影響があると考えられています。
EEA(欧州経済領域=EU加盟27ヵ国およびアイスランドなど3ヵ国)の個人情報を域外へ持ち出し、処理をする際はGDPRの対象となり、
- 個人が特定できないようにする
- データ管理の徹底(削除依頼が来たときに対応するため)
といった対応が求められます。これらに違反した場合、年間売上の2~4%の罰金が課せられます。
グローカルワンなら、GDPRにも対応
現在グローカルワンでは、GDPR対応に関して以下の施策を実施しております。
GDPR対応業務フロー整備
GDPR対応案件に関しては、GDPRの規定に沿った業務フローの見直しを行い、その対応フローにて作業をしています。GDPR対応のためにはデータの管理や徹底運用が必要不可欠です。グローカルワンなら、誰が・いつ・どこで・どのデータを扱ったかを徹底管理し、迅速に情報を取得することができます。
個人情報部分の半自動削除対応
個人情報を正しい手順で消し込むことでGDPR対応のデータを取り扱うことが出来ます。グローカルワンでは、この消し込み作業を迅速且つ正確に行うため、AIを用いてモザイク対象を自動付与し、さらに目視にてヌケモレがないか確認し修正対応を加える「ハイブリッド体制」を採用しています。
現在GDPRが障壁となっている、もしくは今後そのような可能性が考えられる企業様は、ぜひ一度お問い合わせください。
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