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インタビュー
2025.11.10

第一章 協業のはじまり ― 2015年からの約5年

株式会社
ブライセン
芥川
株式会社
ブライセン
土井
株式会社
SUBARU
金井様
株式会社
SUBARU
小川様
  • 展示会での出会いとベトナム活用
  • 目的を理解するまでの試行錯誤
  • 相手を知り、企業文化を学ぶ

展示会での出会いとベトナム活用

ブライセンとSUBARUの協業は2015年、国内の展示会で始まりました。アイサイト(SUBARUの独自の運転支援システム)の担当者が「オフショア ベトナム」というキーワードに引き寄せられブライセンのブースに立ち寄ったことがきっかけです。

SUBARUは当時、ベトナムを利用したアノテーション業務の可能性を模索しており、ブライセンとの打ち合わせを重ねる中で、ベトナムチームを活用した初めてのアノテーション案件がスタートしました。

初期は納品形式やデータの整合性が合わずにご迷惑をおかけすることもありましたが、仕様のすり合わせを行いながら業務フローを整えていきました。

目的を理解するまでの試行錯誤

アノテーション業務は、運転支援システム「アイサイト」(先進安全技術)の機能開発に欠かせない基盤データを支える業務です。

各国の法規や米国道路安全保険協会(IIHS)、世界の新車の安全性能を評価するプログラムであるNCAP(New Car Assessment Program)など、走行試験や評価データの重要性が高まる中、ブライセンは与えられた作業だけでなくSUBARUが目指す目的を理解する姿勢が求められました。

当初は指示された作業を淡々とこなすスタンスでしたが、「もっと提案が欲しい」という要望を受け、アイサイトがどのように安全性向上に貢献しているのかを学び、ブライセンが業務改善やデータ活用の効率化を提案できるようになるまでには3年ほどかかりました。

相手を知り、企業文化を学ぶ

ブライセンはSUBARUの歴史や企業文化への理解を深めるため、第二次世界大戦前の中島飛行機時代から現在までの沿革や、SUBARUの技術者が語った言葉などを徹底的に調査しました。

その成果は全55枚の企業分析資料としてまとめられ、担当者へのヒアリングを通じて理解を共有しました。こうした過程を経て、ようやくSUBARUが求める「目的」に沿った提案が受け入れられるようになりました。

目の前の課題を単に納品するだけでなく、目的を共有することで信頼関係が生まれることを、ブライセンはこの5年間で学びました。

SUBARU担当者の声(抜粋)

ブライセンさんはSUBARUの社員以上にSUBARUを理解していると感じます。急な仕様変更にも柔軟に対応してくれるので助かります。

会社情報
株式会社SUBARU (SUBARU CORPORATION)
https://www.subaru.co.jp/
代表 大崎 篤
事業内容 【自動車】
自動車ならびにその部品の製造、販売および修理

【航空宇宙】
航空機、宇宙関連機器ならびにその部品の製造、販売および修理
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